私たちはプロダクトデザインをベースとしていますが、仕事の範囲は『商品開発』全般にわたります。

デザインからブランディングまで幅広く携わっていった経緯や、これからのことなどをわかりやすくご説明します。

デザイン

業務内容は、プロダクト、グラフィック、WEB、プロモーションなど、商品開発に関わるデザイン全般を承っています。

以前は、プロダクトデザイナーが商品をデザインして、グラフィックデザイナーがカタログや広告、WEBデザイナーがサイトを、コピーライターがコピーをするというように、各フローが独立した分業制でした。

しかし時代が進み、パソコンなどのデジタルツールを使えば1人のデザイナーができることが爆発的に増えました。

例えば、写真の修整は専門家に頼まずに、プロダクトデザイナーがPhotoshopでやってしまいます。DTPソフトを使えば、カタログも作れます。数年前は数百万したCADソフトも年間数万で使えるようになりました。

同じ「デザイン」という大きなくくりの中で、 少人数で プロダクト、グラフィック、WEBなどが一緒にできるようになったのです。

私達もプロダクトデザイナーとしてスタートしましたが、プロダクトデザインを担当していると、その流れでカタログやWEBなどの依頼を一緒にいただくようになりました。徐々にデザイン領域が増えて、現在のような業務範囲となりました。

ブランディング

前述のように、分業していたデザインを一つの場所でまとめらるようになると、 マネージメントにコストを掛けずに、 統一された価値観が生まれます。この商品としての整理された価値観=アイデンティティが、ブランドとなります。

この自然な流れでプロダクトデザインをベースに、ブランディングまで含めた商品開発を任されるようになってきました。

さらに個々のプロダクトをまとめれば、企業としてのアイデンティティになり、世の中へ向けた強力なアピールとなります。

最近では、経営者とお話しながら商品開発をしています。企業にとってブランディングは、とても重要なことなのです。

マーケティング

ブランディングの次に求められると思われるのは、マーケティングです。

商品企画のときの市場調査としてのマーケティングではなく、もっと広い意味で「売るための仕組みを作る」ことです。

今までは、ギフトショーなどの展示会へ出展して販路を開拓したり、OEM先を探していました。これからも継続していきますが、コロナの影響もあって少し縮小していくと思います。

一方で、世の中ではこれから益々インターネットの活用が増えていきます。ZOOMでの打ち合わせは増えたし、ECショップは好調のようです。いい機会ですので、私達もネット活用を真剣に検討しています。

単純にオリジナル商品のECショップを作ることにとどまらず、SEOでの集客検討やオウンドメディアなどの商品プロモーションを構築しながら、積極的なマーケティングを展開していく予定です。

まだ、スタートしたばかりですが、今後にご期待ください。

その他の業務

その他、クライアントの要望や、興味が高じて、デザイン以外にも多様な業務をしてきました。

クライアントの70周年事業としてプロモーションビデオの制作、ドローンを使った撮影、美術館のインタビュー映像の撮影と編集、CMや映画のCG制作、海外メーカーのお土産企画のプロデュースなど。。

これらの経験も、大きな資産です。

広がる業務内容

業務内容は、技術の発展やクライアントのニーズ、そして私達の意欲と研鑽で日々広がっています。

まだまだ気づいていない私達にできることがあるかもしれませんし、予期せぬ新しいニーズもあるかもしれません。

だから今の業務内容にこだわらないで、柔軟に対応していきたいと思っています。ここに載っていないことでも、お役に立てることがあるかもしれません。

まずは、お気軽にご相談ください。そこから何かが始まります。